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毛の構造は?

毛は皮膚の下に埋まった毛根部、そして皮膚より上に出ている毛幹部から成り立っています。毛根部の一番下の皮下組織にある毛乳頭に毛細血管からの栄養を送られて、毛母細胞の細胞分裂を行うことで毛が伸びていくしくみになています。

毛球部は毛が成長する大事な根っこのような部分です。毛球部にある毛母細胞は活発に細胞分裂を繰り返して毛をどんどん伸ばしていく働きをしています。

また、皮膚の毛包から真皮へ斜めに走る平滑筋を起毛筋と呼びますが、寒さや恐怖などの刺激で収縮するとこの筋肉が収縮するため毛が起き上がります。鳥肌ですね。これは自分の意思では動かせないものです。

そして毛根部分の一番深い部分に毛乳頭があります。血液によって髪の毛を作るために必要な栄養素が送り届けら、毛母細胞に栄養の供給や生え変わりなどの情報伝達の役割をしています。

またエクリン腺という汗腺は、全身の皮膚に分布していますが、日本人には平均約200万〜500万個もあります。そのうちの180万〜280万個がいつも働いている状態で、発汗して体熱調節をコントロールしています。

皮脂腺は皮膚の内層で、脂質を蓄積し、毛孔を通じて皮脂として体表に分泌する役割をしています。皮脂腺は手のひらと足のうら以外の全身に分布しています。

人の身体は毛の一本まで驚くほど精密にできているのですね。




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